少年が、少女が、何かを捨てて大人になるとしたら、
それは未来や過去ではない。 むしろ、未来と過去を手に入れて大人になるのだ。 想い出という過去と、 責任という未来を。 そのとき失われるもの、それは青春という名の現在だ。 それは、 その中で呼吸をしている者には決してそれとわからない 「いま、ここ」という煌きなのだ。 ― 中原みすず 「初恋」より 現在短い夏休み中です。 今月は結構アウトドアな日々を過ごしたので、 ここらでちょっと一休み。 先日読み終えた本のご紹介でもします。 中原みすずさんの、『初恋』。 映画にもなったので、ご存知の方も多いかと思います。 舞台は昭和。キーワードは迷宮入りとなった、 「三億円事件」です。 微妙に昭和生まれのmistですが、 正直時代背景はテレビでちらっとみた程度しか分かりません。 でも、これが真実かと思ってしまうほど魅せられる作品です。 初恋はいつまでも色褪せる事なく、 心に住み続ける微かなひかり。
by yokoha-marin
| 2006-08-15 14:42
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