カムチャツカの若者が きりんの夢を見るとき
メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている ニューヨークの少女が ほほえみながら寝がえりをうつとき ローマの少年は 柱頭を染める朝陽にウインクする この地球では いつもどこかで朝がはじまっている ぼくらは朝をリレーするのだ 経度から経度へと そうしていわば交替で地球を守る 眠る前のひととき耳をすますと どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる それはあなたの送った朝 誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ ― 谷川俊太郎 『朝のリレー』 毎日マイペースに暮らしているはずのmistですが、 こんなわたくしでも疲れやストレスは溜まるようです。 これといった大きな悩みを抱えているわけでもなく、 ただ漠然とした何か。 なんとなく重い感じがするなぁってだけなのですが。w でも、その『何となく疲れている』時は、 好きな言葉や景色があたまに浮かびます。 その脳内の映像を見ると「ああ、疲れてるんだ」って気付くのです。 好きな景色は空。 特に夕焼けで空が染まっていく瞬間、 雲の切れ間から後光のように射す朱色が心に響きます。 また、この↑詩もお気に入りの作品。 谷川センセイの詩はよい言葉・・・というよりコトダマだなぁと思います。 空も詩も、私にとってはホッとするひととき。 なんだかんだ突っ走っているようなので、 たまには立ち止まってみるのもいいかもしれませんね。 ※ライフログ少し変更しました。 よろしければ、そちらもチラ見してくださいね^^
by yokoha-marin
| 2006-07-21 21:19
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